ドラマ・相棒について色々書く予定。
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相棒映画スピンオフ第二弾。公開初日に見に行きました。
ネタバレ注意です。
■タイトルと内容
映画の情報が出たのは去年の6月でしたが、その時に不思議だったのは
「第一弾の時みたいに、『捜査一課・伊丹憲一の事件簿』的なタイトルじゃないんだな」ということ。
そして公開が近づきポスターや番宣を見ていて
「W主演という上で、どっちかというと田中圭くんの方がちょっとだけ上っぽい?」
(名前が左側におかれたり、呼ばれるのが先だったり等)
ということ。
実際映画を見てみると、それは当然だったなと思いました。
この内容でタイトルが『捜査一課・伊丹憲一の事件簿』だったら詐欺(笑)
この映画で主人公っぽいというか、主人公らしく成長するのは岩月なんだよね。
伊丹は特に変わらない。
でも、その不変こそが大事なのかなと思った。
伊丹が「刑事として、警察官として犯人を捕まえる」という姿勢を貫いたことが、一人の専門捜査官を警察官にした。
終盤の岩月の言動は、伊丹がいなかったらあり得ない。
この映画はそう言う意味でW主演なのかなと。
■伊丹と右京さんの違い
この映画のタイトルは「相棒シリーズ X-DAY」であるんだけど、伊丹は「X-DAY」の意味を知らずに終わる。
これは伊丹が一般人目線である事と、さらには伊丹にとって大切なものが「犯人逮捕」だという事を表しているのかなと思った。
犯人逮捕を目指しているから、上から圧力をかけられて何かがあると思ってもただでは引かない。
一方で犯人が逮捕されれば、抜け駆けした岩月に嫌味の一つは言っても知っている事を吐けと問い詰めたりはしない。
この辺りを考えると右京さんと伊丹の違いが出ているなと。
伊丹にとっては「真実を知る事」は犯人を逮捕する過程でしか無くて、全てを知ることが出来なくても目的が果たされていれば突っ込まない。
(今回、岩月が伊丹を思って黙っていると感じたのならなおさら)
一方右京さんにとって「真実を知る事」は絶対で、何をおいても譲れない。今回の事件に右京さんが関わっていたら確実に戸張たちのところまで辿りついていたと思う。
仮に罪に問えないことでも、またそれ自体は罪では無くても、その言動が事件に結びついたことは暴かずにはいられない。
そういう右京さんの危うさを思い出しました。
この映画の終わり方は、伊丹と岩月の二人だとこういうことになる、という一つの形だと思った。
■その他
伊丹と岩月くんはとにかく掛け合いが面白い。
年齢差とかあるのにちゃんとバディな感じがする。
組対五課、特に暇課長がかっこよすぎる。
大河内さんには神戸や暇課長みたいな柔軟なタイプが傍にいた方がいいっぽい。
小田切さん美人で仕事もできるとかすごいな!
ある意味彼女も(岩月経由で)伊丹によって警察官になった人、かもね。
九条課長、X-DAYの事を説明して岩月に口止めする辺り内村部長とはちょっと違うね
内村部長のランニングシャツは何事なのか…w
参事官かっこよかったなー。
金子長官はとぼけた感じが似合うなと思う
三浦さんはトリオのおかんかおとんポジでしょやっぱり
芹沢はかわいかったな
陣川は経理は出来る子
札束燃やす中山さんかっこよかった
朽木さん体力あり過ぎじゃね?w
麻生さんはきれいでかわいかった
戸張議員は女性有権者に人気だろうなと思う感じ
幸子、というか花の里のシーンが良かった
あれは幸子だから言えることだよね。
雛子は本当出る事に強くなっていくな!
そして神戸とのツーショットが絵になること絵になること
神戸も美味しい出番でした
右京さんとの電話の終盤には思わずにやっとした
そして右京さんは相変わらずすげえ
他にもまだまだ色々あるけど一旦この辺で!
ネタバレ注意です。
■タイトルと内容
映画の情報が出たのは去年の6月でしたが、その時に不思議だったのは
「第一弾の時みたいに、『捜査一課・伊丹憲一の事件簿』的なタイトルじゃないんだな」ということ。
そして公開が近づきポスターや番宣を見ていて
「W主演という上で、どっちかというと田中圭くんの方がちょっとだけ上っぽい?」
(名前が左側におかれたり、呼ばれるのが先だったり等)
ということ。
実際映画を見てみると、それは当然だったなと思いました。
この内容でタイトルが『捜査一課・伊丹憲一の事件簿』だったら詐欺(笑)
この映画で主人公っぽいというか、主人公らしく成長するのは岩月なんだよね。
伊丹は特に変わらない。
でも、その不変こそが大事なのかなと思った。
伊丹が「刑事として、警察官として犯人を捕まえる」という姿勢を貫いたことが、一人の専門捜査官を警察官にした。
終盤の岩月の言動は、伊丹がいなかったらあり得ない。
この映画はそう言う意味でW主演なのかなと。
■伊丹と右京さんの違い
この映画のタイトルは「相棒シリーズ X-DAY」であるんだけど、伊丹は「X-DAY」の意味を知らずに終わる。
これは伊丹が一般人目線である事と、さらには伊丹にとって大切なものが「犯人逮捕」だという事を表しているのかなと思った。
犯人逮捕を目指しているから、上から圧力をかけられて何かがあると思ってもただでは引かない。
一方で犯人が逮捕されれば、抜け駆けした岩月に嫌味の一つは言っても知っている事を吐けと問い詰めたりはしない。
この辺りを考えると右京さんと伊丹の違いが出ているなと。
伊丹にとっては「真実を知る事」は犯人を逮捕する過程でしか無くて、全てを知ることが出来なくても目的が果たされていれば突っ込まない。
(今回、岩月が伊丹を思って黙っていると感じたのならなおさら)
一方右京さんにとって「真実を知る事」は絶対で、何をおいても譲れない。今回の事件に右京さんが関わっていたら確実に戸張たちのところまで辿りついていたと思う。
仮に罪に問えないことでも、またそれ自体は罪では無くても、その言動が事件に結びついたことは暴かずにはいられない。
そういう右京さんの危うさを思い出しました。
この映画の終わり方は、伊丹と岩月の二人だとこういうことになる、という一つの形だと思った。
■その他
伊丹と岩月くんはとにかく掛け合いが面白い。
年齢差とかあるのにちゃんとバディな感じがする。
組対五課、特に暇課長がかっこよすぎる。
大河内さんには神戸や暇課長みたいな柔軟なタイプが傍にいた方がいいっぽい。
小田切さん美人で仕事もできるとかすごいな!
ある意味彼女も(岩月経由で)伊丹によって警察官になった人、かもね。
九条課長、X-DAYの事を説明して岩月に口止めする辺り内村部長とはちょっと違うね
内村部長のランニングシャツは何事なのか…w
参事官かっこよかったなー。
金子長官はとぼけた感じが似合うなと思う
三浦さんはトリオのおかんかおとんポジでしょやっぱり
芹沢はかわいかったな
陣川は経理は出来る子
札束燃やす中山さんかっこよかった
朽木さん体力あり過ぎじゃね?w
麻生さんはきれいでかわいかった
戸張議員は女性有権者に人気だろうなと思う感じ
幸子、というか花の里のシーンが良かった
あれは幸子だから言えることだよね。
雛子は本当出る事に強くなっていくな!
そして神戸とのツーショットが絵になること絵になること
神戸も美味しい出番でした
右京さんとの電話の終盤には思わずにやっとした
そして右京さんは相変わらずすげえ
他にもまだまだ色々あるけど一旦この辺で!
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気がつけばもう四月…という以前に
S11の感想が8話で止まってしまっていたorz
見るだけはちゃんと毎週見ていました。
某所で呟いていたので時間があったら写そうかな。
というわけで簡易ですが総括的な。
現在時点で結構面白いなと思ったのは
1話『聖域』、4話『バーター』、7話『幽霊屋敷』、8話『棋風』、11話『アリス』、17話『ビリー』、18話『BIRTHDAY』、19話『酒壺の蛇』
かな。
脚本家別に考えると、今回は櫻井さんが頑張っていたかなと。
甲斐の心境の変化や、甲斐次長の色付け、悦子さんの職業を使った展開など。
S11に関しては、正直S10まではだいぶ趣が違うなあと。
その辺りについては色々思う事もあるのですが、詳しくは後日追記にでもこっそりと。
S11の感想が8話で止まってしまっていたorz
見るだけはちゃんと毎週見ていました。
某所で呟いていたので時間があったら写そうかな。
というわけで簡易ですが総括的な。
現在時点で結構面白いなと思ったのは
1話『聖域』、4話『バーター』、7話『幽霊屋敷』、8話『棋風』、11話『アリス』、17話『ビリー』、18話『BIRTHDAY』、19話『酒壺の蛇』
かな。
脚本家別に考えると、今回は櫻井さんが頑張っていたかなと。
甲斐の心境の変化や、甲斐次長の色付け、悦子さんの職業を使った展開など。
S11に関しては、正直S10まではだいぶ趣が違うなあと。
その辺りについては色々思う事もあるのですが、詳しくは後日追記にでもこっそりと。
面白かった。
てか好みの作品だった。彩子さんと時田名人の関係が。
久々にゲストや事件そのものに焦点当てた話だと感じた。
甲斐何かは空気気味だったと思うんだけど、それでもいいやと思えてしまえたというか。
ミーハーな課長、圧力に屈する部長達がいい味出してた。
今回の話って、持って行きようによっては「人工知能の研究」についてもっと掘り下げることも出来たと思うんだよね。
と言うかその点に注目すると彩子さんは研究に対して誠実で無かったと言うか
研究最優先なら人工知能に対局させただろうと思う。
ただ、今回のタイトルは「棋風」なんだよな。
この話の一番の盛り上がりは傍目からは人工知能が指したように見える48手目を名人は彩子さんの手だと気付いて、彼女の棋風を懐かしがるとこなんだと思う。
その点、研究者としての業を描いたのは「あすなろの唄」だったのかな。
あれは神戸の考え方も出ていた良い回だった。
神戸がFRSに携わっていたことも併せて考えるとね。
今回は見終わった後タイトルを改めて見てすとんと納得できたと言うか。
ツッコミどころは色々あるのかもしれないけど、やっぱあの二人の関係性で満足出来た
花の里での棋風や選択についての台詞は良かったな。
てか好みの作品だった。彩子さんと時田名人の関係が。
久々にゲストや事件そのものに焦点当てた話だと感じた。
甲斐何かは空気気味だったと思うんだけど、それでもいいやと思えてしまえたというか。
ミーハーな課長、圧力に屈する部長達がいい味出してた。
今回の話って、持って行きようによっては「人工知能の研究」についてもっと掘り下げることも出来たと思うんだよね。
と言うかその点に注目すると彩子さんは研究に対して誠実で無かったと言うか
研究最優先なら人工知能に対局させただろうと思う。
ただ、今回のタイトルは「棋風」なんだよな。
この話の一番の盛り上がりは傍目からは人工知能が指したように見える48手目を名人は彩子さんの手だと気付いて、彼女の棋風を懐かしがるとこなんだと思う。
その点、研究者としての業を描いたのは「あすなろの唄」だったのかな。
あれは神戸の考え方も出ていた良い回だった。
神戸がFRSに携わっていたことも併せて考えるとね。
今回は見終わった後タイトルを改めて見てすとんと納得できたと言うか。
ツッコミどころは色々あるのかもしれないけど、やっぱあの二人の関係性で満足出来た
花の里での棋風や選択についての台詞は良かったな。
これまた遅れましたんでざっと。
いやーしかしネタ回だったww
色々笑ったもんなー。
一郎君再登場も嬉しかったです。
米沢さんの「一番パンチの利いた写真はこれです」的な発言と
課長の「せっかくのナースなのに」発言は面白かったし
一郎君の「良い話風に語ってるけどさ、気持ち悪いよ!」は名言だ。
色々な人が出てきていたけど、上手く回収されていたし
家族というテーマとそれと一切無関係である一郎君の立場がテーマだったのかな。
いやーしかしネタ回だったww
色々笑ったもんなー。
一郎君再登場も嬉しかったです。
米沢さんの「一番パンチの利いた写真はこれです」的な発言と
課長の「せっかくのナースなのに」発言は面白かったし
一郎君の「良い話風に語ってるけどさ、気持ち悪いよ!」は名言だ。
色々な人が出てきていたけど、上手く回収されていたし
家族というテーマとそれと一切無関係である一郎君の立場がテーマだったのかな。
とんでもなく遅れてしまった……忙しかったもので。
例の如くざっくり箇条書き。
・課長経費関係の書類放置してちゃいかんでしょw
・堀江係長は律儀だなー。
・今思えば最初から怪しい気がしてた旦那。
てかあれだ。あまりにもストーカー男犯人説が強調されるもんだから怪しい気がしてた。
右京さんが事件関係者に犯人の情報を軽々しく言うわけないしね。
そうなると犯人はおそらく旦那かなーと。
動機は自分の事じゃ無かったから。
あー貧血だってのはその伏線だったのかと(気付かなかったもので)
ただ浮気とかそこまでゲスいとは思わなかったw
甲斐は自分の甘さを突きつけられた感じか…。
追記には気になった事を色々。
例の如くざっくり箇条書き。
・課長経費関係の書類放置してちゃいかんでしょw
・堀江係長は律儀だなー。
・今思えば最初から怪しい気がしてた旦那。
てかあれだ。あまりにもストーカー男犯人説が強調されるもんだから怪しい気がしてた。
右京さんが事件関係者に犯人の情報を軽々しく言うわけないしね。
そうなると犯人はおそらく旦那かなーと。
動機は自分の事じゃ無かったから。
あー貧血だってのはその伏線だったのかと(気付かなかったもので)
ただ浮気とかそこまでゲスいとは思わなかったw
甲斐は自分の甘さを突きつけられた感じか…。
追記には気になった事を色々。