忍者ブログ
ドラマ・相棒について色々書く予定。
2025/05
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

S10も折り返しと言う所で、後半の神戸尊の扱いに関して希望を込めてちょっと色々書いてみようかと。
やっぱり脚本家によってカラーがあると感じるので、脚本家別に。

まずはレギュラー脚本家陣。
■輿水泰弘氏
右京さんと神戸の掛け合いに関して一番魅力的なのはやっぱ生みの親だなと。
その上で二人の違いがさらりと、けれど明確に描かれるのも興味深い。
初回贖罪は久々のSP当たりだったかと。
後半以降のお願いは一つ。通 常 回 を書いてください。
輿水さんの通常回って、Wシリーズを除くとS2まで、Wシリーズ入れてもS6までなんで、望みはあまりにも薄いんだが。
最終回は輿水さん書くのかな? 初回の回収がされるかどうかが気になる。
輿水神戸の口の悪さが好きなんで、もっと見たい理由の一つ。

■櫻井武晴氏
こちらも右京さんと神戸の考え方、足を置いているところが違うという事をはっきり書かれる方。
「真実」絶対主義の右京さんと、「未来」志向の神戸。
S8で警察官としての神戸像を作り上げた、まぎれも無く育ての父。
前半では3本書かれているが…単純に面白さで言うなら
逃げ水…微妙、ライフライン…普通、あすなろの唄…良作 かな。
S8神の憂鬱、S9暴発が凄すぎたせいで、あすなろレベルでも物足りなく思ってしまうw
神戸の描き方も、あすなろは興味深かった、けどさらりとしててもう少し派手にしてもと…(ようは贅沢)。
後半に望むのは、暴発レベルの面白さ&神戸を活かした回を。
櫻井さんなら、という期待をどうしても持ってしまう。
何せ、今までのシーズン毎で一番好きな作品、7割方櫻井脚本なのでw
(既に3作+科捜研もあるということであれだが…たぶん書くだろう、というか書いてくださいお願いします)
もう少し踏み込んで書けば、鶏と牛刀、暴発、あすなろの唄のように「右京さんの予想外の行動を神戸が取る」というのが見たい。
個人的な櫻井神戸の好きな所でもある。
意外度で言うなら、暴発>鶏と牛刀>あすなろだと思うんで、それがあすなろがどうも初見地味だった理由の一つかも(見返すほど好きになる話なんです)。
輿水脚本にはなるけど、カナリアの娘の時点でそういう描写はあった。
基本右京さんはお見通しだからこそ、そうではない話が来ると神戸の賢さがより映えると思う。

■太田愛氏
神戸の育ての母。……紹介これだけいいようなw
ピエロはもう本当神戸の愛情に溢れてたw
太田神戸は気障な台詞が良く似合う。老人と子供に優しい。
S10だと、晩夏はちょこちょこ神戸に役割を与えようとしたことは伝わって来た、けれどメインに絡んでなかったのが残念。話としても美しかったけれど面白みはちょっと。
一方ピエロは最高でしたが。
後半のお願いは、通常回でミスグリーンや通報者のような、ゲストが主に神戸と接して面白い話を。
彼女は特命別行動の方がより神戸を活かせると思う。

■戸田山雅司氏
ちょっといけ好かない&女性に詳しいのが特徴的な戸田山神戸。
神戸の育てのお兄さんその1。
S10前半は、消えた女はいくらなんでも突っ込みどころが多すぎるw ラスト・ソングもミステリとして弱い所が色々。(S5の頃とそれ以降だと脚本レベル的にどうしたの? と思ってしまう)
神戸の使い方としては消えた女の方が良かった。たぶん、特命別行動でゲストと一緒だったせいかなと思う。
S8以降戸田山脚本で面白かった話は、
狙われた刑事(伊丹回かつ、神戸+伊丹)
招かれざる客(特命別行動)
監察対象杉下右京(監察官聴取はそれぞれ別。神戸+仁木田)
陣川警部補の活躍(陣川回。神戸+陣川)で、
消えた女は神戸+やよいであったから、話がもう少しきっちりしてればもっと良かったのになあと。わりと好きな話ではあるんですが。
この先は、右京さんと別行動させた方が良い。
そして、女性関係に詳しい所をもっと描いて欲しい(この設定今の所戸田山脚本だけだし)。
面白さはもちろん望む。…S5の頃の安定感が戻ってくれれば一番いい。
11話マーロウ再登場回がもうすぐですが、どうやら神戸+マーロウになるようでそこは面白くなりそうなパターンにはまってるなあと。期待。

■徳永富彦氏。神戸の育てのお兄さんその2。
この人の神戸はいわゆる普通の人、と言う感じが(頭の回転はいいですけど)。
神戸の扱いに関してだけ言えば、輿水さんに次ぐ安定感じゃないかな。
(先に言っておきます、話の出来や面白さは別ですw)
まあ10前半のすみれ色の研究は結構面白かったなあ。
徳永さんは怪しい隣人から良くなって、右京のスーツ以後化けた気が。
相変わらず細かい所突っ込むとぼろは出ますが…w
今後。徳永さんは隣人、9時10時、すみれと見るに特命別行動回が面白いです。
右京のスーツの時、神戸は別行動しながらもゲストとの関わりが全て右京さんでちょっと寂しかったことを思うと
9時10時の右京―事件現場、被害者・神戸―ラウンジ、景徳鎮を売る男
すみれの右京―父、加藤、神戸―娘、美咲
のように二つのラインで攻めて欲しいなと。
面白さは継続で、お願いします。

■古沢良太氏
何かと忙しい古沢さん、右京風邪をひくと聖戦しかないので、神戸の傾向は掴めません。
ので、今後の望みを先に言いたい。
お願いですから「ストーリーの為に人物像を捻じ曲げない」でください。
この台詞、本人脚本(蜜愛)で見た気がするんですがね。
古沢さんは、面白さだけで言ったらレベルは高いと思います。
でも人物像が違ったら、それはもう相棒である意味が無い。
そういえば神戸になってからの2話はどっちも別行動回なんですね。
12話の幸子再々登場はどんな感じになるでしょうか。

■その他ゲスト脚本家陣神戸になってからは、ハセベバクシンオーさん、ブラジリィーさん、福田さん、守口さんか。
玉田さんは=戸田山さんの噂があったような。
ゲスト脚本家は、今までもそうですけど当たり外れが激しすぎる。
で、私見としては、レギュラー脚本家すら神戸の扱いが難しいのだからゲストはよほどしっかり練らないと大変だと思う。
フォーカスが、話自体を置いといて神戸の扱いだけを見てもあんまりだったので余計に今そう感じる。
フェンスの町で、仮釈放はわりと良かったし、話の出来はともかく死に過ぎた男でも神戸の設定は他の脚本拾ってる感じがしたから、絶対駄目とは言わないけど。
新規さんがキャラを掴むのはレギュラーより大変なので、やはりそこは心配。

脚本家毎に見ると、輿水・櫻井さんは右京さんと神戸の違いを一緒にいる時の言動ではっきり書ける人。
太田・戸田山・徳永さんは二人別行動回の方が両方を活かせている。
古沢さん、それとゲストについては取り敢えず人物像を保って相棒を活かすお話を書いてくれればと思う。

……なんで長々語ってるかと言うと、やっぱ神戸が好きなのかな。相棒自体はわりと初期の方から見てますけども。
まあ正確には神戸が好きと言うより、神戸を活かした話がみたい、それこそ相棒であるはずだから、といった感じかな。

最後に、すっごく個人的なお願い。
SPY、神の憂鬱に登場した渡辺首席監察官に再登場して欲しい。
どちらも櫻井脚本だったから、書いてくれる可能性が一番高いのは櫻井さんだろうな。
ちなみに役職変わっててもいい。出世してると嬉しいくらい。

そんな感じで、相棒S10後半楽しみです。
PR
Season10-2に渡哲也さん再登場が決定だそうで。
というわけですので、以前渡さんが出演したSeason7-10「ノアの方舟」を書いた、徳永富彦氏について書いてみようかと。
最初が徳永さんというのも順番めちゃくちゃですが、まあ初期からの方は作品数も多いので…。

以下は個人的意見ですので、その辺りお気をつけて。

徳永さん作品はSeason9までで8作かな。そのうち2時間SPが1作。
好きな順番に上げていくと
Season8-17「怪しい隣人」
Season9-14「右京のスーツ」
Season9-7 「9時から10時まで」
Season7-3 「沈黙のカナリア」
Season7-16「髪を切られた女」
Season8-5 「背信の徒花」
Season7-10「ノアの方舟」(2時間SP)
Season8-8 「消えた乗客」

徳永さんは、どうも詰めが甘いなーという印象があります。「背信の徒花」で、殺害方法までは良いもののそこからどうやって遺棄したの? 等。
それと、まあ正直、好きじゃない話は相棒全体でもかなり下になってしまうぐらいで。
最初の頃が本当安定しなくて、Season8後半からエンジンがかかってきた印象ですね。

登場人物の扱いについてはおおむね安定しているかと。神戸とたまきさんの絡みが多いのは嬉しい。
……うん? お一人とんでもない被害喰らった方がいらっしゃったような気がするんですが。
彼の件ひとつで、私の中の徳永さんの株がだいぶ下がったことは否定できません…。

渡さん演じる瀬田宗明ですが、「ノアの方舟」では正直ただの良い人、という感想しか浮かびませんでした。
だからと言って、見ていないものをあれこれ言うのはしたくないですし、再登場のお話は期待です。
姉川さんは魅力的な人物でしたしね。できれば、俳優さんありきでなく、内容に沿った肉付けをしていただきたいです。

以下、それぞれの簡易感想。
Admin    Write    Res
忍者ブログ [PR]